ビートルズのリマスターCDのモノラル盤なんだけど、なんでBOXしかも初回限定盤なのだ。一枚一枚バラで売ってもまるで問題ないと思うのだが。なにしろ栄光のビートルズなんだから。それにあの値段。ネットオークションでいくら程度で落札されるか野次馬的興味が掻き立てられる部分はあるけど、なんか元の値段自体が変に高いし、むしろ高いと言うより迷惑な値段って印象が強い。いえ別に私は買っていないんですけど。以上、時候のご挨拶。
さて『東のエデン』。第一印象は「ハグがちっちゃくない」。
その後の印象も「ハグがちっちゃくない」。
そういえば映画『ハチミツとクローバー』のときも「ハグがちっちゃくない」と誰もが口にした。
そしてTVドラマ版『ハチミツとクローバー』の撮影時、成海璃子はたしか15歳ぐらいで大学生を演じるには若すぎたわけだけど、やっぱりみんなして「ハグがちっちゃくない」。
地球上のいわゆる炉な人たちを敵にまわす可能性もあるけどあえて言いたい、若けりゃいいというものではないだろう、と。
そもそも『ハチミツとクローバー』読者の八割以上は「がんばれ山田!
負けるな山田!」だったわけで、ハグのことなどどうでもよかったはずである。それが実写化のたびに「ハグがちっちゃくない」。もうコロボックルの呪いとでも言おうか?
その点『3月のライオン』は何しろ三姉妹なので、もう誰も「ハグがちっちゃくない」とは言わない。
むしろ「ハグがちっちゃくない」とはもう誰にも言わせまいという強い決意が感じられる。
羽海野チカ…恐ろしい子!(昭和三十年代風に表現するなら、お主伊賀者だな?!)
そういえばこの間、根来さんという比較的珍らし気な苗字の同僚のPCのシステム設定を直したとき、自前の外付キ-ボードがおしゃれで使いやすそうだったので「素敵なキーボードですね」と誉めたら、「キーボードを誉められた!!」と大騒ぎになってしまった。すません。ほかに誉めるところたくさんありました。本当にすみません。生まれてきてすみません。
(今回は『東のエデン』の話になりませんでした。すみません。生まれてきてすみません。)
鍵盤を滑る指先秋桜 上野葉月
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