2010年7月20日火曜日

何かいいことでもあったのかい

『ゲゲゲの女房』でナレーションを担当しているヒロインの祖母役の野際陽子が時折ちょっこし画面に映ると「月影先生!!!」と思わず叫んでしまうのは私だけではないはず(断言!)。

梅雨もまだ明けずなんとなく体力の消耗が気になるこの頃ですが、相変わらずipconfig/renewだったりnet use z:
\\honyala\laだったりして、リニアなというか一次元な生活を送っている葉月です。一方ナウっちいヤングアダルトな皆さんはきっとiPadで真希波を描く練習したりする二次元な生活を送っておられるのではないでしょうか?

今や旧聞に属するので恐縮ではありますが、ヱヴァ破のDVD or BDなんですけど、初日で合計31.9万枚って凄かった。しかも初日と言いながら発売日前日だったりするし。
最初のTVシリーズから壱拾余年、その間、旧劇場版、少年エースの貞本版漫画、育成ゲーム、数多の同人系二次創作、果てはパチスロまで、無数のバージョンの大波小波に洗われた末の新劇場版なんだから、それはそれで面白くなかったらそれこそ詐欺のようなものなのだが、それにしても紛れもなく面白い。校舎の屋上で眼鏡を探す真希波に、いい歳して私だって何かに目覚めそうになってしまうぐらいで。でも初日で31.9万枚ってやっぱり売れすぎ。
昨年、『化物語』BD初動が4万枚で大騒ぎになったのが、まるで一夜の夢のようでした。TVアニメと劇場版を単純に比較するわけにはいかないのはもちろんなのだけど、まったくもって返す返すもヱヴァンゲリヲンの強さを見せつけられたのは否定しようもないです、はい。

TVアニメと云えば『Working!!』無事(?)ワンクールで終了しました。ヤングガンガンで人気連載を長年続けていた印象が強いのだけど、さすがにアニメ化されるとネット上で二次創作が一気に増加。
それで気付いたのだけど、相馬くんってけっこう人気キャラだったりするんだ。佐藤x相馬というカップリングは以前からよく見かけたものだけど、今回はそういうのとは別のタンタティヴというか何というか。女性イラストレータに顕著なような気がするのだけど、山田(仮)に感情移入した上で相馬くんを兄のように慕いたいという傾向が散見されるように思われます。
「ウザ可愛い」という新ジャンル(?)を開発した山田(仮)は私も高く評価したいのですが、それにしても長年原作を読んでいても、そういう山田(仮)経由相馬行きという視点による読みにはまったく気付かなかった。

いわゆる句女子の行動、たとえば二物衝撃(ギャップでドッキリ♪
彼のハートを狙い撃ち!)みたいなものはそれなりにトレース可能なように感じていたのです(はっきり言ってそれも迷妄です)が、F音で始まる女子の皆さんの発想って本当に大胆でとてもついて行けそうもない自分がいます。
ところで『Working!!』長期連載のような気がしていたのですが、まだ単行本は七巻しか出版されていないんですね。
世の中、四コマ漫画が溢れているけど、四コマで食っていける人っているのだろうか。あんなペースでしか単行本が出ないのなら余程の人気タイトルでも印税は限られるから、たいていの人は漫画だけで食えているとは思えない。なんか別の収入でやりくりしているのか。外資系企業のシステム管理者とか。……、まさかな。

しまった。『化物語』の話をするつもりだった(といってもメメxラギの話にしようと思ったわけではない)のに『化物語』の話にならなかった。
うーん、次回に続く(続いてしまった)。

惜しみなく五月十七日の烏賊  上野葉月

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